伝票印刷Q&A

 

Q.伝票の印刷色の指定はどのようにすればいいのですか?

A.伝票印刷の場合は専用の30種類ほどのインクの中から選択します。赤、紺、茶、グリーンなど、基本的な色は揃っていますので、特殊な色でなければだいたいお客様のご希望の色で印刷が可能です。また、現状お使いの伝票が既にお持ちである場合は、その現物の色に合わせて印刷することが可能ですインクの種類はこちらを参照下さい→データ作成ガイド

 

Q.伝票の用紙の色には何色があるのですか?

A.複写伝票には白、ブルー、クリーム、ピンクの4色がございます。基本的にどこのメーカーでも複写用紙はこの4色で限定されています。
用紙の種類はこちらを参照下さい。→用語集|伝票印刷の卸売問屋・東京システム印刷

 

 

Q.複写伝票の用紙にはどのような種類がありますか?

A.複写用の用紙には、用紙の裏面全面にカーボンがついているバックカーボン用紙と、カーボンの付いていないノーカーボン用紙があります。最近はほとんどがノーカーボン用紙になっています。バックカーボンはカーボンの汚れが付くという部分と、廃棄して燃やす場合に環境問題に関してやや有害な物質が発生するなどの理由から、最近ではあまり使用されなくなってきています。

 

Q.複写伝票の用紙の厚さはどのようなものがありますか?

A.複写用紙(ここではノーカーボン用紙)の基本となる厚さは40番という厚さの用紙です。この用紙を印刷業界では「N40」と表現します。 一般的に流通されている複写用紙の厚さはN30〜N160番となります。また色紙についてはピンク紙とブルー紙はN40番以外は存在しません。また、クリーム紙についてはN40番の他にN80番があります

 

 

Q.複写の色は青発色しかないのですか?

A.通常、複写用紙の発色は青発色(ブルー発色)ですが、黒発色(ブラック発色)の用紙もございます。しかしブラック発色の用紙は若干高くなります。

 

 

 

 

Q.伝票の版下を入稿する際の注意点はなにかありますか?

A.伝票印刷の場合はカラーチラシ等の印刷と違って、CMYKのフルカラー設定では印刷をしません。したがいまして、データを作成する際、原則として黒(グレースケール)でデータを作成して下さい。インクの色は別途ご指示をいただき、印刷の段階でご指定のインクを機械にセットし、印刷していく形となります
詳しくはこちらを参照下さい→データ作成ガイド

 

 

Q.減感とはなんですか?

A.部分的に複写しないようにする加工です。例えば納品伝票などの一番下の受領書等の金額欄などは通常複写されないようにするのが一般的です。この複写させたくない部分に減感インクという特殊なインクを印刷の段階で塗ります。それによって部分的に複写しないようにします用詳しくははこちらを参照下さい。→用語集|伝票印刷の卸売問屋・東京システム印刷

 

 

Q.伝票の製本にはどのような形のものがありますか?

A.伝票の製本の仕方には糊製本と綴じ製本の2通りがあります。糊製本は糊で留めるだけですが、綴じ製本はさらにホチキス2点留めをします。綴じ製本の場合は通常2枚目以降にミシンを入れて切り取れるようにし、1枚目を自社の控として冊子の状態で保管する使い方をします。また、前述のような製本をしないセットバラという仕上げ方もあります